【標準仕様】基礎と土台
基礎と土台、そして「地震対策」。
コシマクラフトホームは造作家具に特化した家づくりに励んでいますが、
どんなに精度の高い家具を製作しても、
しっかりした家づくりでなければならないと、
家を建てる資格がないと思っています。
なので、基礎及び土台造りからしっかりした施工管理を行うよう心がけています。
①地盤調査
基礎を作る前に、まずは地盤調査をします。
地盤は目では確認できない場合がほとんどです。
必ずしもお住まいになる土地が頑丈な土地である確証はありません。
コシマクラフトホームは基本的にはベタ基礎を採用していますが、地耐力の状況次第では、支持層まで杭を打ち込むようにしています。
②防湿シート
地面からは常に湿気が排出しています。
湿気は万物の敵とも呼ばれます。
基礎の土台部分に湿気が溜ると、白アリやカビなどを引き寄せてしまい木の腐食の原因になります。
まずは、地面からの湿気対策として基礎の下部分に防湿シートを敷くようにしています。
③鉄筋工事
防湿シートを施工後、鉄筋工事がスタートします。
鉄筋工事はコンクリート打設前の重要な作業になります。
コンクリートを打設してしまうと、仮に間違いがあった際に、取り返しがつかないことになりかねません。
作業段階でもしっかり、高さ調整(レベル調整)を行っています。
鉄筋工事終了後、必ず配筋検査を行います。
鉄筋の組み立て方や、鉄筋の口径、強度、ゴミなどの不純物がないか、しっかり確認します。
弊社の場合、基礎を専門とした業者だけに頼るのではなく、家全体の構造を把握している現場監督が、必ず現地へ足を運び立ち会います。
そうすることで先々続く工事の中で、誤りや間違いを未然に防ぐようにしています。
④コンクリート工事
配筋検査が無事問題なければ、型枠を取付しコンクリートを流し込む作業へ入ります。
鉄筋に対するコンクリートのかぶり厚さを、基礎立上がり部分で40mm以上、ベース部分で60mm以上と建築基準法で規定されています。
コシマクラフトホームでは、厚みを150mmとすることで、かぶり厚さを60mm以上確保しています。
地面からの高さですが、約550mmほどになります。
こちらも低すぎれば洪水の際に、水の侵入の恐れがあり、高すぎれば玄関までの段数が上がり、出入りが少し大変になるのと、見栄え的な問題もあります。
ほど良い高さに調整しています。
基礎の仕上がりはこんな感じです。
⑤土台敷き
基礎の養生期間が終わると、いよいよ土台工事へと入ります。
土台はヒノキを使用しています。なぜヒノキかというと、一つ目に耐久性と圧に強いという事。
二つ目に白アリが苦手な木材の代表でもあります。
基礎と土台の間には、摩擦減震装置のUFO-Eを間隔を空けて施工、取付しています。
間隔を空けることにより、床下の通風(空気の入れ替え、循環)も兼ねています。
摩擦減震装置のUFO-Eは、名前の通り摩擦により実際の地震による振動を減らす仕組みになっています。
実際の実力はコチラをご確認下さい!
大引き補強と床鳴り防止の為、しっかり支柱も取り付けています。
⑥板張り(剛床工法)
土台を取り付けた後、床部分全体に24mm以上の板を張り付けます。
板を全体的に張り付けることで、地震や台風などの水平対向に強い、しっかりした建物とになります。
剛床工法なので勿論、二階床も同様な施工です。
床下からの冷気侵入などを防ぐために、
しっかりと断熱材を取付、施工しています。
家づくりは基礎が重要!
以上で基礎、土台づくりの紹介は以上になります。
【コシマクラフトホーム標準仕様シリーズ】
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