事前準備が大事!注文住宅の流れについて詳しくご紹介します
注文住宅で家を建てようと思っても、「どのように決めていけばいいのだろう?」と困ってしまう方が多くいらっしゃいます。完成までの時間が長引いてしまう、計画がうまく立てられないといったトラブルも少なくありません。今回は、注文住宅を購入するまでの流れについて紹介していきますので、不安に感じている方はぜひ参考にしてください。
注文住宅について
分譲住宅の場合、すでに完成した家を確認したうえで購入することになります。一方注文住宅は、分譲住宅と違って土地選びから家のデザインまですべて自分自身が決めることができます。担当の建築士と打ち合わせをしたり、素材から選んだりできる、まさにオーダーメイドの家です。
注文住宅を購入するための事前準備
注文住宅の場合、大切になるのが自分の「意志」です。自分の希望がはっきりとしているほど、業者も動きやすくなり、プロセスもスムーズになります。ここからは、注文住宅を購入するための事前準備について解説していきます。
住みたいエリアを決める
最初に行うことは、住む場所を決めることです。そのために好きな沿線、区などの地域をいくつかピックアップします。その後、子どもの通学方法や自分たちの通勤方法などを検討します。それらの要素で絞り込んだ後、スーパーやコンビニなどが近くにあるのか、子どもの通学などに危険な道はないのかなども確認しましょう。
予算を決めておく
自分の夢を描いても、予算の都合でできないということも多々あります。しかし、最初から妥協してしまうのもよくありません。あらかじめ、予算の上限を決めておくのも大切です。
雑誌やモデルルームなどを見てイメージを作る
イメージを固めるときに悩んでしまい、なかなか前に進まないということよくある話です。最初の打ち合わせから時間がかかると、家づくりがうまくいきません。モデルルームを見学したり、建築雑誌などを見たりして好きなイメージを固めておくと打ち合わせもスムーズに進むでしょう。
依頼する会社を選びコンタクトをとる
ホームページなどを参考に、自分に合った不動産会社やハウスメーカーなどをピックアップします。状況にもよりますが、土地の手配まで行っているハウスメーカーもあります。業者選びの際には、対応の態度やサポート面なども確認するようにしましょう。
下見
業者の方からいくつか土地の候補を挙げてきた後に下見を行いますが、下見の際に気をつけたい点がいくつかあります。まずは建ぺい率と容積率、そして地形や日当たりなどを確認します。また、付近の商業施設や土地に接している道路の広さなども知っておくようにしましょう。
見積もりと工事期間の把握
土地の下見が終わった後は、複数の業者に見積もりを依頼します。このときは、工事期間の目安も一緒に書いてもらうようにしましょう。安易に判断せず、比較検討しながらじっくりと決めていきます。
依頼会社との契約とローンの設定
施工会社を決めた後は、契約と同時にローンの申請を行います。住宅ローンの申請には時間がかかることもあるので、手持ちの予算が少ない場合は簡易事前審査だけでも済ませておきましょう。
契約後に行うこと
ここからは、契約後に確認や打ち合わせなどについて解説していきます。
具体的な打ち合わせ
自分の希望を伝えるため、建築家やハウスメーカーとの打ち合わせを重ねていきます。よく確認しないで進めてしまうと「このデザインは好きじゃない」といったトラブルが起こってしまいます。
図面をよく確認する
着工後の変更があった場合、一部作り直しなどの再工事になります。予算がさらに追加されることになるので、時間をかけて把握しておく必要があります。複雑なケースになることもあるので、わからないことはその都度確認し、家族で話さないといけない場合は再度検討するようにしましょう。
工事開始から完成まで3ヶ月から半年
図面が完成すると、工事が開始されます。工事の様子を常に確認する必要はありませんが、ときどきその様子を見に行くなど、現場の職人と良好な関係を保つことは重要なポイントといえます。疑問や不安がある場合は、職人ではなく担当者に確認しましょう。
まとめ
注文住宅の場合、分譲住宅とは違って家を建てる前の準備期間が長く、煩雑なことも多くなります。憧れを形にするために、根気よく対応していけば大きな喜びを手に入れることができます。また搬入する家具なども、家のイメージを左右するので、センスのよい業者を選ぶようにしましょう。
株式会社小島工作所は諫早市・大村市を中心に、ファミリー向けの住宅を設計・販売しております。施工実績も多く、特に低炭素住宅という断熱や地震に強い設計を行っているため、地元のお客様から厚い信頼が寄せられております。さらに造作家具も制作しておりますので、注文住宅をご検討の際はお気軽にご相談ください。